宅建士試験の独学にかかる費用を通信講座と比較する!

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宅建士士試験の独学にかかる費用を通信講座と比較する!

独学か通信講座か


宅建士試験に挑戦するにあたって、独学か資格スクールの通信講座等を利用するかに迷われる方は多いでしょう。

また、独学を選択する場合には、主に学習にかかる費用が安いことが理由となると思います。

それでは、実際に行政書士試験を独学で受験する場合には、どの程度のお金がかかるのでしょうか。

宅建士試験の勉強に最低限必要なもの

宅建士試験の学習にあたって最低でも必要なものは基本テキストと問題集・過去問題集
です。

教材を選ぶ際には、相性の問題もありますので、必ず実際に大きな本屋に行き、内容を自分の眼で確認しましょう。

教材選びのポイントは

  • テキストは厚すぎるものは選ばない
  • 問題集は解説が充実しているものを選ぶ

ことです。

独学用のテキストというのは、講義がついていないでも成立することが求められるため、テキスト内に試験範囲の全ての知識を網羅的に記載されている傾向があります。

よって、通信講座などのテキストと比較すると相対的に厚めのものになりがちです。

しかし、現実問題として分厚いテキストは読むだけでも一苦労で、テキスト読みの段階で学習に挫折してしまう可能性が高くなります。

なので、テキストはなるべく試験合格に最低限必要な情報量に抑えてある簡潔なものを選ぶことが大切です。

問題集は、その逆で、あまりに解説等が短かすぎるものは避けた方がいいでしょう。

問題集を解く意味は、問題の正否の確認だけではなく、なぜその選択肢が正解なのか、不正解なのかをよく理解することで、テキストで覚えた知識を定着させていくことにあるからです。

市販の教材を使用した場合の独学費用

それではここからは、実際に市販の教材を使った場合の独学費用をみていきましょう。

まず絶対に必要な基本テキスト、過去問題集、予想問題集を合わせて概ね9000円程度です。

また、宅建士試験に本気で合格したいのであれば、大手資格スクールなどが主催する模擬試験の受験はおすすめです。

模擬試験を受けることで、

  • 試験本番のシュミレーション(時間配分や試験当日の雰囲気)
  • その年の予想問題への取り組み

が同時にできるため、大きなメリットがあるからです。

価格も3000円~4000円程度なので、なるべく受験者数の多い、大手の資格スクールが主催するものを選んでトライすることをおすすめします。

大手をおすすめするのは、受験母数が多いことで、試験後の合格判定の精度が比較的高いだけでなく、多くの受験生が目にする模擬試験の問題に触れることで、本番で予想問題が的中したさいに差をつけられにくくするためです。

独学と通信講座の費用比較

独学では9000円前後であった教材費ですが、通信講座と比較した場合はどうでしょうか。

もちろん同じ「通信講座」といっても内容はさまざまですが、割引キャンペーンなどを加味した実勢価格の相場としては、コストパフォーマンスの良い通信講座(クレアールフォーサイトSTUDYing(スタディング)など)で2万円~5万円程度です。

知名度の高い大手の資格スクール(TAC資格の大原など)では10万円~15万円といったところです(※大手はコースが豊富なので価格に幅があります)。

もちろん独学と比べれば費用はかかるものの、教材としっかりリンクした動画の講義がついてきたり、質問のサポートなどがあることを考えれば、特に前者のグループのスクールについては思いの他、差がないのではないしょうか。

資格試験では長期受験が最大のコスト

この記事では教材の価格のみに着目して独学と通信講座の価格を比較しました。

しかし、実際のところ資格試験の学習の費用を抑えるために最も大切なのは、「短期合格すること」につきます。

仮に通信講座を利用して一発で合格できた場合と、独学で2年かけて合格した場合では、見かけ上の費用は同じ程度にみえても、受験勉強に倍の時間を使うことによる損失や、受験自体にかかる諸々の費用を考えればやはり、独学は分が悪いでしょう。

独学か通信講座かで迷っているのであればそのこともお忘れなく!