
宅建士試験の合格に必要な勉強時間は、一般的は250時間~300時間と言われています。
それでは、他の「士」のつくような国家資格との比較では、どのような位置づけになるのでしょうか。
宅建と他の国家資格の勉強時間比較表
宅建と他の主な法律・ビジネス系の国家資格の勉強時間と合格率の比較です。
資格 | 勉強時間 |
旧司法試験 | 約10,000時間 |
司法書士 | 約3,000時間 |
公認会計士 | 約3,000時間 |
弁理士 | 約3,000時間 |
不動産鑑定士 | 約2,000時間 |
税理士 | 約2,000時間 |
土地家屋調査士 | 約1,500時間 |
中小企業診断士 | 約1,500時間 |
社会保険労務士 | 約1,000時間 |
行政書士 | 約700時間 |
マンション管理士 | 約600時間 |
宅地建物取引士 | 約300時間 |
宅建は「士業」なかでは新入生
表から分かるように、他の国家資格と比べると宅建はかなりハードルが低いことが分かります。
そもそも宅建が「士業」の仲間入りをしたのは2015年4月と最近のことです。
それまでは、「宅地建物取引主任者」だった名称が「宅地建物取引士」になりました。
これは「宅建」の社会的地位向上を狙ったものと言われています。
また、上位の士業はその資格だけで独立開業して事務所を構えるような大型資格ばかりなので、決して宅建が簡単な資格というわけではなく、簿記2級やFP2級などのビジネスに役立つ検定と同程度かそれ以上の難易度と言われいてます。
決して気を抜かずにがんばりましょう!