宅建試験の概要

宅建試験の概要

宅地建物取引士資格試験(宅建試験)とは

宅地建物取引士資格試験(宅建試験)は、国土交通大臣が実施する国家試験です。

実際の試験の運営は、一般財団法人不動産適正取引推進機構が国土交通大臣の指定機関となり、各都道府県知事の委任を受けて実施されています。

したがって、試験の公式情報や受験の申し込みは不動産適正取引推進機構の公式サイトから行うことになります。

→不動産適正取引推進機構公式サイト

受験資格

年齢、学歴、国籍等の制約はなく誰でも受験することができます。

試験の申込み期間

毎年7月上旬から下旬
ネットでの申込み:毎年7月1日 ~ 7月15日
郵送での申込み :毎年7月1日 ~ 8月1日

試験地

原則として、受験者の住所地の都道府県に設置される試験会場

試験日

毎年1回、10月の第3日曜日

午後1時~午後3時(2時間)

受験手数料

7,000円

試験形式

四肢択一のマークシート方式による会場受験

試験中持ち込めるもの

  • 受験票
  • BやHBの鉛筆(シャーペン含む)
  • プラスチック消しゴム
  • 鉛筆削り
  • 時計

※法令集や電卓の持ち込みは禁止です。

合格発表日

原則として、12月の第1水曜日又は11月の最終水曜日

宅建試験の試験科目と合格基準

試験科目

出題範囲出題科目問題数(配点)
権利関係・民法
・借地借家法
・建物区分所有法
・不動産登記法
14問(14点)
法令上の制限・国土利用計画法
・都市計画法
・建築基準法
・農地法
・土地区画整理法
・宅地造成等規制法
・その他の法令
8問(8点)
宅建業法・宅建業法
・特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保に関する法律
20問(20点)
・税法2問(2点)
その他・鑑定評価基準
・地価公示
・住宅金融支援機構・
・景品表示法
・統計
・土地・建物
6問(6点)
合計50問(50点)

合格基準

50点満点中、約7割の35点前後(※毎年変動します。)

試験対策としては、40点を確実に取れる実力を目標にしてがんばりましょう。

試験の一部免除

宅地建物取引業に従事されている方が、登録講習の課程を修了し、登録講習修了者証明の交付を受けることで、試験科目のうち「土地・建物の概要」の2問と「宅地・建物の受給及び実務」の3問の合計5問が免除されます。

※講習終了試験に合格した日から3年間に限る。